AppleCareの保証が無いiPhone Xの電池パックが膨張してしまったため、Appleに修理に出しました。
今回は、その時のことをまとめまてご紹介します。
- iPhone XをAppleに修理に出す手順
- iPhone Xのバッテリーの修理にかかる期間
- 電池パックが膨張したiphone X(AppleCare保証外)の修理費用
電池パック膨張発覚時のiPhone Xの状態

電池パック膨張については、少し前から予兆があり、使用時に本体が熱くなるな…と感じていた私のiPhone X。
当時は海外に住んでいたため、日本帰国時にSIMを入れ替えようとカバーを外したところ、なんと電池が膨張して本体と画面の間に隙間ができてしまっていることに気づきました。

強く保護するカバーを着けていたので、膨張には全く気付きませんでした。
電池パックの膨張は、最悪発火に繋がる恐れもあるので、このまま気付かずに使用し続けていたらと思うと…。
iPhone本体の発熱を感じたらカバーを外して確認し、電池パックの膨張に気づいたらすぐに修理しましょう。
ことのきの私のiPhone Xは次のような状態でした。
- 端末種類
-
iPhone X
- 購入時期
-
2017年12月
- AppleCare+
-
保証対象外
- 修理時期
-
2020年3月末〜4月
iPhone Xの発売開始日は2017年11月3日なので、私のiPhone Xは発売開始直後に購入したものです。
購入から2年以上経過しているので、当然AppleCareは保証期限切れ。(そもそも加入していたかどうかも怪しいですが…)
これ以降は、このような条件のiPhone Xを配送で修理に出したことについてまとめていきます。
Appleへ修理に出す手順
ここからは、Appleへ修理に出す手順です。
Appleのページで端末がAppeleCare+の保証対象を確認し、修理料金を調べます。
Appleのページから修理依頼を出します。
icloudやPCにデータを保存します。
Appleのページで確認します。
手順の詳細について、ひとつずつ解説していきます。
STEP1 修理料金の確認
iPhoneのバッテリー交換にかかる費用は以下の通りです。
iPhone のモデル | Apple 製品限定保証または AppleCare+ の保証対象 | 保証対象外 |
---|---|---|
iPhone X、iPhone XS、iPhone XS Max、 iPhone XR、iPhone 11 Pro Max、 iPhone 11 Pro、iPhone 11 | 0円 | 7,400円 |
iPhone SE (第 2 世代)、iPhone SE、 iPhone 6、iPhone 6 Plus、 iPhone 6s、iPhone 6s Plus、 iPhone 7、iPhone 7 Plus、 iPhone 8、iPhone 8 Plus、 および、その他すべての対象モデル | 0円 | 5,400円 |
この修理代金は、私が修理に出した時点のものです。
こちらのApple公式ホームページページからも確認できます。
AppleCareの保証が対象かどうかで修理にかかる費用が大きく変わってきますので、まずは確認しましょう。
AppleCare+の保証対象かどうかは、以下のApple公式ホームページ内の以下のこちらのページから確認できます。

▲保証状況確認ページが表示されたら、端末のシリアル番号を入力します。

▲このような画面が表示され、保証対象であるかが確認できます。
STEP2 Apple公式ページから修理依頼
Appleの修理サポートページから申し込みます。

▲今回は電池パックが膨張しているので、問題の箇所は「バッテリーと充電」を選択します。

▲「バッテリー交換」を選びます。

▲ここでは、配送修理を選びます。

Apple Storeや正規サービスプロバイダが近くにある場合は、持ち込み修理を選んでもいいですね。
私は自宅から出ずに修理してもらえる配送修理を選びました。
配送修理を選んだら、画面の指示に沿って、
- 配送先(住所、集荷希望時間など)
- 支払い情報(修理代金の支払いのクレジットカード情報など)
を入力し、修理申し込みを完了させます。
データバックアップをとって端末を初期化し、配送業者の集荷を待ちましょう。
STEP3 バックアップをとって初期化する
修理に出す前に行うべきことは以下です。
- ペアリングの解除(修理するiPhoneがApple Watchとペアリングしている場合)
- デバイスのバックアップを取る
- iMessageをオフにする
- アクティベーションロックを無効にする
- デバイスを初期化する
- SIMカード、保護ケース、画面保護フィルムを取り外す
修理に出す前の準備については、Apple公式のこちらのページでも案内されています。
iPhoneのデータを初期化して、本体に付けているアクセサリー類も全て取り外しておきます。
ガイド枠付きの画面保護フィルムなら、ズレることなく、ぴったりの位置にきれいにフィルムを貼り付けられます。


iPhone Xの修理を申し込んだと同時に、液晶保護フィルムを購入しました。
STEP4 宅配業者に受け渡す
配送業者に受け渡す際は、事前に梱包しておく必要はなく、集荷時に本体をそのまま手渡すだけです。
宅配業者がiPhone専用の梱包材を持って集荷に来てくれ、その場でパパッと梱包して持って行ってくれます。

私の場合はヤマトが集荷に来てくれました。
配送や修理状況・請求額はステータスとメールでチェックする
配送や修理の状況は、ステータスでチェックできます。
修理が完了すると、修理代金のお知らせもメールで受けられます。

こちらが、Appleからメールで送付された請求書です。
請求金額は7,400円(税込で8,140円)でした。
事前にAppleの公式ページで確認した通りの金額です。
この時点で、修理申込時に登録したクレジットカードで修理代金が決済されています。
少し期待した無償交換でしたが、修理代金はしっかり請求されました。
修理されて戻ってきたiPhoneXの状態
ここからは、修理されて戻ってきた状態についてです。
宅配業者は、修理に出した時と同様にヤマト運輸が届けてくれました。
新品同様の見た目

しっかりと梱包されて戻ってきます。
iphone X本体は、ぴったりサイズの白い小箱に入っていました。

箱から取り出した端末には保護シールが貼ってあり、まるで新品のよう。
もちろん、バッテリーの膨張は修理されていて、画面と本体の間の隙間もぴったりと閉じられています。

修理内容が記載された、「プロダクトサービスサマリー」が同梱されていました。
修理内容は、
- サウンドスピーカー
- バッテリー
であることと、今回の修理で取付けた部品に対しては90日の保証期間があることが記載されていました。
診断テストで隅々までチェックされた結果、どうやらスピーカーにも問題があったようで、修理されていました。
請求金額はバッテリー交換の7,400円のみなので、スピーカー修理は無料で行われたようです。
これはありがたいです。

スピーカー異常には気付かなかったのですが、修理後は音質が良くなっているような?気がします!
AppleCare対象外端末でも有料だけどしっかり修理してくれた。やっぱり保険は大事!
AppleCare保証切れのiPhone Xでも、しっかりと修理対応してくれます。
但し、保証対象外の場合は当然、修理代金が請求されます。
iPhone購入時は毎回加入を迷うAppleCareですが、今回の一件で加入しておいても良いのかなと思いました。
保証の大切さを実感する出来事です。
AppleCareに加入したら、保証が切れる2年のタイミングで無償のバッテリー交換に出すのが良いのではないかと思いました。
修理に出せば、隅々まで検査され、自分では気付かぬうちに故障している箇所も直してくれるので、iPhone自体の寿命も伸ばすことができます。
一方、AppleCareは、加入できるタイミングが端末購入から一定の期間内と限られています。
AppleCareの加入タイミングを逃してしまった場合でも、スマホの補償や紛失などのトラブルを補償してくれる保険は他にも多数あります。
加入タイミングに制限がない保険では、【スマホの保険証】
- 年間最大100,000円(税込)まで何度でも補償
- 1つの保険でお手持ちの端末(家族の端末も含む)を最大5台補償
- キャリア問わず全機種を補償
- 正規店、街の修理屋さんなど、どこで修理しても補償
- 中古端末も補償
加入条件となる、端末や修理した場所、購入時期に関する制限が少なく、購入後時間が経ってからでも入りやすい保険です。
1つの保険で最大5台補償、しかも家族の端末も含めて良いという点は、家族のいる方には注目ポイントです。
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