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エコノミー席での長時間フライトがたった3つの工夫で快適になる!

エコノミー席での長時間フライトがたった3つの工夫で快適になる!

「せっかく海外旅行に来たのに長時間フライトで疲れてしまい、肝心の旅行が楽しめない…」「海外旅行に行きたいけど、長時間の飛行機移動は心配…」こんな悩みを持っている方は意外と多いのではないでしょうか?

海外旅行が趣味で、現在海外在住中のわたしは飛行機に乗る機会が何かと多いのですが、年々長時間フライトが苦痛になり、疲れを感じるように…。

せっかくの海外旅行先や久しぶりに帰国した日本で思いっきり楽しみたい!と意気込んでも、フライト疲れで実際は思い通りに行きません。

旅先に着いたらホテルにアーリーチェックインして休憩している間に、限られた滞在時間が削られてしまう、という過ごし方がいつの間にか旅行初日の定番になってしまいました…。

今回は、そんな私が試行錯誤の末見つけ出したエコノミークラスの長時間フライトを快適に過ごすための工夫をご紹介します。

なお、エコノミークラスの長時間フライを快適に過ごすために、機内に持ち込むアイテムについても別記事でご紹介しています。

今回ご紹介する「過ごし方」だけでなく、「アイテム」についても工夫することで快適さが更にアップするので、こちらもぜひご覧ください。

目次

事前準備を綿密に

旅行計画

エコノミークラスの長時間フライトを快適に過ごすためには、旅行前の段階からの準備が大切です。

旅行前の段階で準備することは以下の2点です。

  • 「快適な座席」を確保する
  • リラックスできる服装で搭乗する

「快適な座席」を確保する

飛行機の座席

「快適な座席」と言っても、ビジネスクラスやファーストクラスの席ということではありません。

もちろんそのような席に座れればいいのですが…、いつもそんな上級席に座ることはできませんし、上級席に座ることができたら疲れ知らずで、そもそもこんな悩みを抱えることはありません

同じエコノミークラスの中にも、快適に過ごせる席とそうでない席があります。

航空券を予約したら併せて座席も指定し、「快適な座席」を確保しましょう。

エコノミークラスの中では、座席は以下の順で快適です。(①が最も快適)

  1. 最前列の席(非常口席)
  2. 最後列の席(座席の後ろが壁に面している席)
  3. 通路側席

この3つのうちのどれかに当てはまる座席を確保するようにしましょう。

最前列の席(非常口席)

最前列の席には以下のようなメリットがあり、エコノミークラスの中でも特等席。

最前列席のメリット
  • 足元のスペースが広いので、足を伸ばして座ることができる
  • 足元のスペースが広いので、席を立つ時に窓側席でも隣の人に気を使う必要がない
  • 前の席のリクライニングが倒れてこない

足元のスペースが広いことが最大の魅力です。

その時に予約できなくても、後に見てみると空きが出ているというパターンに何度か遭遇した経験があります。

満足できる座席が確保できるまでは、座席指定画面をこまめにチェックし、空いていたら必ずキープしましょう。

最後列の席(座席の後ろが壁に面している席)

最後列の席というのは、飛行機の最後列というわけではなく、後ろが壁に面している席のことです。

大型機でエコノミークラスが複数ブロックに分かれている場合、機体の中程の席にもこのような席が設けられている場合があります。

最後列のメリットとして私が考えている点は以下です。

最前列席のメリット
  • 後ろの席の人のことを気にせず、座席を目一杯後ろに倒せる

たったひとつだけなのですが、このひとつが大きいメリットです。

座席を倒す時は、後ろの席の人にひと声かけたり、遠慮して少しだけしか倒せなかったり…と、何かと気を使ってしまいます。
それなのに、前の座席のリクライニングは顔の前までめいっぱい急に倒れてくることも…。
こうなってしまうと、自分のスペースなんてありません。

足元スペースは他の列のエコノミー席と変わらないので、最前列席には劣りますが、前も後ろも詰め詰めで逃げ場がない席よりも、後ろの席への気遣い無しで座席を目一杯倒すことで、上半身をゆったり休ませることができます。

通路側の席

長時間フライトであればあるほど、通路側の席に座ることは重要です。

窓側席の場合、お手洗いなどで席を立つ時に、隣の席の人に声を掛けて立ち上がってもらわなければいけません。

隣の人が寝ている場合などは気軽に声をかけることもできず、躊躇してしまう状況です。

そんなことを気にしないためにも、自分のタイミングで席を立つことができる通路側を確保しましょう。

一方で、3時間くらいまでの短時間フライトであれば、これまでにご紹介した「快適な座席」の確保にはこだわらず、窓側席で景色を楽しむのも良いかもしれません。

なお、最前列の優先席の場合も、足元スペースが広いので窓側席でも席を立つ時の支障は無いです。

わちゃ子

常に一番前の非常口席を狙っていますが、競争率は高いです。
通路側席を必須条件とているので、後ろが壁の座席でも窓側席であれば、普通の通路側席を取ります。
結果的に「最後列の通路側」に座ることが多いですが、この位置の座席はかなり気に入っています。

リラックスできる服装で搭乗する

旅の服装

ただでさえ身動きが取れない狭い機内なので、身体の締め付けが少ないゆったりした服装で搭乗しましょう。

例えば、女性なら、

  • マキシワンピース
  • ガウチョパンツ(ワイドパンツ)

男性なら、

  • ストレッチ素材や緩い生地のズボン

などがよいです。

男女で共通することは、ジーンズなどの固い生地や締め付けの強い服装は避けるということです。

機内の寒さ対策のために、カーディガンなど羽織れる上着も忘れずに持ち込みましょう。

機内の温度に対応するための服装については、機内持ち込むアイテムについての記事でも詳しくご紹介しています。

機内では到着後を意識して過ごす

世界の時差

ここからは、機内での過ごし方についてです。

機内では、到着地の現地時間と、現地での行動に意識して過ごします。

体内時計を現地時間に合わせる

フライト時間は単なる移動時間ではなく、体内時計を現地時間に合わせるための時間として利用します。

そのために気をつける過ごし方は、2点です。

  • 現地到着時間が朝なら機内で寝る、夜なら起きておく
  • 時間によっては機内食は食べずにパス

食事と睡眠の時間は、現地時間に合わせるようにします。

疲労や時差による影響を最低限にとどめて到着後に現地で活動できるようにするためにも、現地時間に体内時計を合わせることは重要です。

日本を夜に出発する夜便で、現地に到着する時間も夜であれば、フライト後にホテルで寝られるように、機内では寝ません。逆に、現地に日中に着くなら、到着後に行動できるように飛行機ではしっかり寝ておきます。

フライトが10時間以上の場合や、更にトランジットもある場合など、超長距離フライトでは休息としての睡眠は取るようにします。

あくまでも、現地到着後に「飛行機で寝すぎて寝られない」「飛行機で寝られなくて疲れて行動できない」とならないような調整が大切です。

周りがどんな状況でも眠れるように、アイマスク耳栓を持っておくとよいです。
例え眠れなかったとしても、深夜便で灯っている機内の小さな明かりや、近くの席のディスプレイの明かり、周りの音などを遮断して目と耳が休まります。

食事も睡眠と同じ様に考えます。

機内食は、なんでこんな時間に…というタイミングで提供されることもありますが、現地時間にあわせて食べるか食べないかを判断します。

わちゃ子

私はいつも、飛行機に搭乗したらスマホや腕時計を到着地時間に合わせています。
到着地時間を常に確認することで、睡眠や食事のタイミングを図りやすくなりますね。

まとめ:綿密な事前準備と現地到着後の行動を見越した過ごし方がポイント

旅を楽しむイメージ

長時間フライトを快適に過ごすためには、旅行出発前からの準備が重要です。

エコノミー席で長時間フライトを快適に過ごす3つの工夫
  • 「快適な席」を確保
  • リラックスできる服装で搭乗
  • 到着後を意識して機内で過ごす

チケットを予約したら、その流れで座席の事前指定を行い、「快適な席」を確保しましょう。

狭いエコノミークラスの座席ですが、前後の空間や隣の人とのスペースを保つことで、ストレスが軽減できます。

さらに、席だけでなく、ゆったりした服で搭乗することも快適さに繋がります。

そして、身体を休めつつも時差による影響を軽減するために、機内では到着地時間に合わせて睡眠と食事をとります。

どれもちょっとしたことですが、これらのひと工夫の積み重ねでエコノミー席の快適度合いを上げて到着時の疲労や時差の影響を軽減し、旅先ではしっかり活動して楽しみましょう。

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